魔の11分間
【yahoo辞書→新語探検引用】
飛行機事故の90%以上が離着陸時に起こっているが、そのなかでも離陸時は離陸後3分間以内、着陸時は着陸前8分間に起こることが多い。この3分と8分の合計が「魔の11分間」とよばれている。飛行機の操縦はほとんどがコンピュータによるオートマチックで行うことができるが、離着陸については特に重大な事項がない限りマニュアルで行うことになっている。飛行力学的にもこの11分間はエンジン推力と機体の空気抵抗、飛行機の自重と翼が発生する揚力がぎりぎりで釣り合っている状態で、この時間帯はパイロットがマニュアルで操作することによってそのバランスを保っている。2009年1月、アメリカ・ニューヨークのハドソン川に不時着したUSエアウェイズ機の場合は離陸直後に渡り鳥の大群に遭遇し、エンジンにその鳥を吸い込んですべてのエンジンがストップするという異常事態に陥った。操縦桿を握っていたパイロットの即断によってハドソン川に着水することができた。09年3月の千葉県・成田空港におけるフェデラルエクスプレス(フェデックス)航空の貨物機の事故では着陸時に乱気流の一種であるウインドシアが発生し、急激に風速や風向が変わり、それが事故につながったといわれている。
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